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| 【男山】 日本酒、と書くだけで「飲め吐け死ぬまで〜〜〜〜」と雄たけびが聞こえそう(^○^) 最初に日本酒に触れたのはそう、学生時代の無茶飲み時代(^○^)。 連れて行かれるお店で効率よく酔おうと、アホな私は『ひや』とか『生酒』とか『原酒』とかでベロベロになって足元とられていたので、その頃飲んだ酒の味などは殆ど覚えていない。 意識して日本酒を味わうようになったのは26、7歳のころ。 焼き鳥屋で飲む、はたまた寿司屋で飲む・・なんていう『食べ物屋』で飲む、生意気な事をしだした頃だ。寿司屋で飲んでも勘定が気になってあまり量飲まないし(^○^) そして、自分なりのうまい酒探しを始めた。 日本酒には純米、吟醸、本醸造、等種類があるが当時『純米大吟醸』にこだわり製造米は山田錦でしょ〜〜。。と謎のウンチクを持っていて辛口しかおいてない焼き鳥屋で『男山』発見。純米大吟醸、山田錦、わ〜〜〜〜〜〜〜〜っ、と大騒ぎして一口。 もんのすごく美味しかった。なんてさわやか、でも味があるぅ。 あぁ、昔の馬鹿飲みが悔やまれる、あの頃もきっと美味しい酒に出会っていても気づかずに私は身体を素通りさせてたんだわ、ごめんなさい日本酒さん。。という反省でいっぱいだった。 今はもう、こだわりやウンチクはあまりないが日本酒ほど、飲みすぎると嫌いになりがちな酒もないので、嫌いにならないよう、他の酒よりさらに節度を持って飲んでおります。。(ほんとか?!) 【八海山】 授業に出るより、サークルの溜まり場にいることのほうが多かった、大学時代。 そんな不真面目な学生を理解してくれる教授がいた。私のゼミの先生。H教授である。彼は「大学には色んな人がいて、刺激し合うのがいいのだ!」と言う考え方を持っていた。芝居の稽古で連日深夜までかかり、レポートが遅れて研究室に行っても、興味のあることに従事できるのは、今だけだ、と逆に励ましてくれたりして当時の私にとっては「不思議な大人」であった。ま、「もういい加減にしないとかばいきれなくなるぞ!」と喝を入れられたりもしたが(^○^) そんな先生と、酒を酌み交わす機会に恵まれた。先生は自分の専門研究分野と同じ位、酒が大好きな方で葉巻をふかしながら、好きなお酒について、話してくれた。先生が一番好きだという「八海山」。高級なお酒だというのは知っていたけれど、特に興味を持ったことがなかったのでそれを機会に飲んでみることにした。 山田錦・美山錦の混合で純米吟醸。南魚沼の辛口。常温でも美味しいけど、私は冷できりっと冷やして飲むのが美味しいと思う。辛口、と言っても+5なので、穏やかな辛さと言った感じである。辛い中にも、甘み、甘みから酸味に変わるあたり、まるで先生のような酒だね。柑橘系の風味をきかした、野菜の陶板焼なんかに非常に合う。 年にいっぺん位のペースで先生を交えて酒席をもうけたり、三年ぐらい前は旅行に行ったりしたけど、ココントコ会ってないな。。。八海山用意して皆に声掛けてセッティングしてみるか。 |